
発端から導入まで
- 業務プロセス効率化
調達リードタイムが長い(約3か月)ため、需要予測ソフトを利用した後、発注検討用のExcelシートへ転記し発注判断を行っていた。しかし、予測ソフトの計算時間やデータの転記作業などの作業時間、発注検討の判断など多くの時間が必要で、その合理化が必要であった。

- 検討経緯
トップから業務プロセスの合理化の指示があり、様々なシステムを検討していたところ、予測・発注の業務プロセス効率化に重点を置いたPilotシリーズのコンセプトがニーズに適っていた。

導入の進め方について
- 段階的導入
長期リードタイム品・短期リードタイム品では業務プロセスが異なるため、第1次フェイズで前者を、第2次フェイズで後者を対象としてプロジェクトを進行させた。結果として、課題の整理・要件の確認や導入検証をスムーズに行うことができた。
導入効果
- 発注業務のプロセスに必要であったデータ投入・転記作業をなくすことができ、作業時間を従来の半分以下に短縮することができた。
- 欠品可能性のアラートによって、欠品回避のための緊急手配がスムーズに行えるようになった。
- 発注点の一括見直し機能の導入により、発注点を適正な値にメンテナンスできるようになり、在庫の適正化を進められた。
- 結果として、CS向上につながる分析を行うための時間的余裕が生まれた。
導入のポイント
- 発注業務プロセスにおけるシステムの分断をまとめることで、これまで必要であった作業時間を大幅に削減することができた。同時に予定在庫バランスを可視化し、欠品アラートで注意喚起を行うことができるようになった。
- デイリーの発注は既存基幹システムで実行するが、Pilotの「最適発注点」をアドオン導入。受注実績から適正発注点を算出し、基幹システムに反映する。

導入製品
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