- 一日に複数回チェーン店への納品を行うケースでは、納品指示から生産・納品までの時間的余裕のない場合があり、先行見込み生産と調整生産の組合せが必要となります。

- 先行見込み生産のための納品量の予測は、「出荷予測」Pilotを用いて行います。
- 先行生産量\(X(A)\)は、
$$X(A)=\tilde{X}-X^{*}$$
-
で求めます。\(\tilde{X}\)は予想納品量、\(X^{*}\)は調整生産可能最大量(一定値)です。
\(X^{*}\)は、余剰ロスを避けるために設定します。
- 納品指示後の調整生産量\(X(B)\)は、
$$X(B)=X-X(A)+S$$
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\(X\)は納品指示量、\(S\)は安全在庫量です。
\(S\)は、次便への繰り越し条件等で設定します。
完全に都度生産であれば、\(S=0\)となります。
- 見込み生産計画表、及び、調整生産表は、Excel表で出力します。