賞味期限商品における欠品・ロスの削減 および 業務効率化!

医薬品・飲料・菓子など中長期の「期限付き」商品を扱う在庫管理業務では、一般的な消費財の発注と異なり、在庫ロット単位で出荷期限が定まっており、「期限を迎えて大量のロスを出してしまった。」「出荷を予定していた在庫が期限切れで欠品対応が必要になった。」といった問題が発生しやすく、在庫コントロールが非常に困難です。また、ロットごとの期限管理を行う上で、表計算ソフトなどの資料を使っており、業務標準化・効率化の妨げになりがちです。その他にも、下記のような課題をお持ちではないでしょうか?

  • 欠品が許されないため、全体的に在庫過剰となりやすい。
  • 逆に、ロスの方が問題視され、結構な頻度で欠品が発生している。
  • 現在庫のロット別の期限はあるが、将来利用可能な在庫が把握しにくい。
  • 期限ロスが近い商品を把握しきれず、B級品などの対応を行えないまま損切になってしまいがち。
  • 発注資料のメンテナンスが属人化し、変更や引継ぎに大きな労力がかかる。

こういった業務課題へどう取り組むべきか?
長年「発注業務」の領域に取り組んできた我々には『現場の”困った””無駄”を解決するKnow-How』があります。

「商社:発注側」における課題と解決策

ドラッグストア・コンビニエンスストア・日用品スーパーなどに納入する物流倉庫では、賞味期限商品について下記のような課題をお持ちではないでしょうか?

①発注に対してよく欠品・過剰が発生する
→基礎となる需要予測の精度向上・セールなどのイベントの管理と予測への反映
→将来の、既存の発注予定の調整をこまめに行いましょう

②期限切れ商品が多数発生し、年間で結構な損失額になっている
→異常を早期発見できるかがカギ!将来の有効在庫を一括計算し、日々点検しましょう
→気づくことさえできれば、販売促進や値引き販売など対処は可能です

弊社では、上記のような課題を実際的に解決するモデルとして「賞味期限監視」「出荷予測」「発注計算」パイロットをご用意しております。

賞味期限監視

  • 商品毎にロット別の期限を考慮して将来の在庫変動を計算し、期限日に想定される在庫ロスを警告表示
  • ロット別の期限を考慮した予定在庫から、欠品発生を警告、対策支援
  • ロス/欠品の状況確認時には、ビジュアルに予定・実績を表示し、操作者の判断を支援
  • 実行を前提に、入力した対策の効果を提示して動機づけに

詳細については、「賞味期限監視」紹介ページ、または右の紹介動画をご覧ください。

関連パイロット

商品別の出荷動向に応じてサイクリックに将来の需要を予測。イベントや新商品への対応機能も用意。

出荷予測と発注残から将来の在庫変動を計算し、必要最小限の発注量を一括計算。

※現在のバーション(発注点法)とは発注方式(予測対応型)が異なりますが、旧バージョンでも対応可能です。

導入事例

事例01

食品商社A社様

  • 「発注計算」導入で発注業務全体の効率化を実現
  • スマート導入法によって、短期間で稼働
事例02

飲料OEMメーカーB社様

  • 廃棄ロスへの”気づき”の仕組みの導入によって、廃棄ロスの削減を実現
  • 段階的導入による着実な稼働を実現

「メーカー:移送側」における課題と解決策

配送センターや工場側で商品供給量を管理されている場合は、下記のような課題をお持ちではないでしょうか?

①輸送先拠点の在庫が偏在して、頻繁に横持移動が発生しコストがかかっている
→システム側で拠点全体の在庫状況を考慮して、バランスよく輸送量を計算しましょう

②輸送先が多数あり、業務に非常に時間がかかっている
→任せられる範囲をシステム化し、調整・手配業務に集中できる環境を作りましょう

弊社では、上記のような課題を実際的に解決するモデルとして「倉庫間移送」パイロットをご用意しております。

倉庫間移送

  • 下位拠点の在庫から必要な需要量を商品別に計算し、上位拠点における輸送必要量を一括計算
  • 輸送分が確保できなかった場合、設定ルールに従って自動配分

詳細については、「倉庫間移送」紹介ページ、または右の紹介動画をご覧ください。

導入事例

事例06

一般商社F社様

  • 「倉庫間移送」によって複数倉庫拠点への輸配送業務を行い、業務効率化を実現
  • 同時に、業務標準化が進み、担当/取引先/取扱商品などの変化にも柔軟に対応できるように

お問い合わせ先

ご覧いただきありがとうございました。業務課題解決の一助となりましたら幸いです。また、解決のための方法論はφ-Pilotシリーズの各モデルに集約されますが、私共は、システムによる解決が不可欠とは考えておりません。

・業務上の課題を”具体的に”明らかにしたい

・現在の業務運用方法や在庫の有り方を評価したい

・経営陣に上申する資料を作成したい

・改革は現場の工夫を優先し、システム化は最小限にしたい

などのご要望に、当社コーディネーターがご相談に乗ります。ぜひお気軽に、下記お問い合わせフォームから、またはメール・電話にてお問合せください。

フェアウェイウイング株式会社  担当:藤田
 Tel:03-5822-6516
 mail:info_pilot_series@fw-solutions.com

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